マルチチャンネルエフェクトの「Configuration」タブ

「Configuration」タブでは、プラグインの各インスタンスに対してパラメータの変更をどのように適用するかを設定します。

マルチチャンネルのプラグインを最初にサラウンドチャンネルに挿入すると、チャンネルのサラウンドフォーマットに合わせてプラグインの機能を最大限に利用できる設定が自動的に適用されます。たとえば、モノラルとステレオに対応したプラグインを 5.1 のバスに挿入した場合、プラグインは、2 つのステレオペア、モノラルのセンター、モノラルの LFE チャンネルという構成で設定されます。リンクとタブは必要に応じて自動的に作成されます。

図。 マルチチャンネルプラグインの「Configuration」タブ

「Configuration」タブのパラメータ

  • リンクメニュー:どのエフェクトをリンクするかを設定します。エフェクトをリンクした状態でパラメータを変更すると、リンクされたグループのすべてのエフェクトに変更が適用されます。グループは A、B、C の 3 つから選ぶことができます。「–」に設定されたチャンネルはリンクされておらず、独立して操作できます。各グループは専用のタブで表示されます。チャンネルをリンクする際は、以下の点に注意してください:

    • 2 つのチャンネルをステレオペアとしてリンクする場合は、左チャンネルが常にマスターに割り当てられます。

    • 既存のグループに 1 つまたは複数のチャンネルを追加すると、新規に追加されたチャンネルにはグループと同じ設定値が適用されます。

    • 不使用のグループに複数のチャンネルを割り当てると、フロント左チャンネルの設定がグループ内のすべてのチャンネルに適用されます。

  • 「バイパス」ボタン:クリックすると、チャンネルがバイパスされます。つまりエフェクトを迂回してルーティングされます。個々のチャンネルに対して特定のプラグイン処理を行いたくない場合に使用します。

    参考: グループ化されたチャンネルの「バイパス」ボタンをクリックすると、グループ内のすべてのチャンネルがエフェクトを迂回してルーティングされます。