フェーダーを使う

通常はフェーダーの表面をつかみ、スタイルに応じて上下にドラッグします。フェーダーがスライダの場合は、フェーダーのサイズとドラッグする速さによっては、値が大きく変わってしまうことがあります。Control キーを押しながらスライダやノブをドラッグして、値を 1 ステップずつ変えることもできます。

フェーダーのスタイルには、数値が表示されるものもあります。その場合は、数値フィールドをダブルクリックして値を入力します。スライダまたはノブ上をドラッグしたときに、値が最小単位刻みで送られるか、途中の値が省略して送られるかは、フェーダーのサイズとスクロール速度によって決まります。サイズの小さいフェーダーでは、値が最小単位刻みで送られるとは限りません。一方、数値フィールドでゆっくりとドラッグすると、値を最小単位刻みで送信することが可能です。

図。 フェーダーオブジェクトに数値を入力する方法。

ノブは、縦横どちらの方向にもドラッグすることができます。

ボタンからは、オブジェクトインスペクタで設定された範囲の下限と上限の 2 つの値のみが送信されます。ボタンは、クリックすることにより状態が変わります。

デフォルトでは、テキストフェーダーはスクロール可能な値フィールドのように見えます。ダブルクリックしてウインドウを開き、各メニュー位置にテキストを入力します。「メニューとして機能」チェックボックスを選択すれば、テキストフェーダーをポップアップメニューとして使えるようになります。

ベクトルフェーダーは 2 つの方向にスクロールでき、縦位置と横位置に対応する 2 つの値が送信されます。