プラグインマネージャを使用する

「Logic Pro」では、検証ツールを使い、Audio Unit プラグインの要件を完全に満たすプラグインのみが「Logic Pro」で使われるようにしています。これによって、他社製のプラグインが引き起こす問題を最小限に抑えることができます。この検証プロセスは、「Logic Pro」をはじめて起動したとき、バージョンをアップデートした「Logic Pro」がインストールされたとき、および新しいプラグインをインストールしたり既存のプラグインをアップデートしたりしたときに自動的に実行されます。

「プラグインマネージャ」ウインドウの左のカラムには、「Logic Pro」内部のすべてのプラグインが「カテゴリ」ごとに並べられ、すべてのインストール済みの Audio Unit プラグインが「製造元」ごとに並べられています。検証スキャンの結果は、ウインドウの右にある「互換性」カラムに表示されます。

図。 「Audio Units マネージャ」ウインドウ。

プラグインは、「プラグインマネージャ」ウインドウ内でドラッグするだけで整理および管理することができます。また、新しいプラグインカテゴリを作成したり、既存のプラグインカテゴリを名称変更または削除したり、個々のプラグインを名前で検索したりすることもできます。

プラグインマネージャは、「詳細」環境設定パネルで「詳細ツールを表示」を選択した場合のみ使用できます。

プラグインマネージャを開く

  • 「Logic Pro」>「環境設定」>「プラグインマネージャ」と選択します。

新しいカテゴリを作成する

  1. 「カテゴリ」カラムのヘッダの右にあるプラスボタン(+)をクリックします。

  2. 「名称未設定」フォルダが表示されたら新しい名前を入力し、Return キーを押します。

既存のカテゴリの名前を変更する

  • フォルダをダブルクリックし、新しい名前を入力してから、Return キーを押します。

既存のカテゴリまたはプラグインを削除する

以下のいずれかの操作を行います:

  • カテゴリまたはプラグインを選択してから、Delete キーを押します。

  • Control キーを押しながらカテゴリまたはプラグインをクリックしてから、「削除」をクリックします。

プラグインを名前で検索する

  • 検索フィールドに検索語を入力して、Return キーを押します。

入力した検索語と一致するすべてのプラグインが結果リストに表示されます。

検証テストに合格しなかったプラグインを手動で有効にする

  1. 「プラグインマネージャ」ウインドウの左上にある「すべてを表示」を選択します。

  2. 「使用」カラムにあるプラグインのチェックボックスを選択して有効にします。

これらのプラグインは問題を引き起こすおそれがあるので注意が必要です。合格しなかったプラグインを手動で有効にして問題が生じた場合は、「非互換の Audio Units を無効にする」ボタンをクリックします。

プラグインを無効にする

  1. 「プラグインマネージャ」ウインドウの左上にある「すべてを表示」を選択します。

  2. 「使用」カラムにある、プラグインのチェックボックスの選択を解除します。

選択したプラグインを再スキャンする

プラグインやアップデータをインストールした後や Finder 内のコンポーネントを移動した後に、プラグインマネージャを開いたまま、選択したプラグインを再スキャンすることができます。

  • 「選択項目をリセットして再スキャン」をクリックします。

検証スキャンに合格すれば、これらのプラグインは自動的に有効になります。