MIDI チャンネルストリップの概要

ミキサーの MIDI チャンネルストリップは、MIDI 制御のサウンドモジュールとシンセサイザーのミキシングパラメータ(音量やパンなど)のリモートコントロールとして機能します。

図。 すべてのチャンネル・ストリップ・コンポーネントが表示された MIDI チャンネルストリップ。
  • プログラムボタン:サウンドを名前で選択するために使います。このボタンをクリックすると、GM サウンド名を含むポップアップメニュー(デフォルト設定)、あるいはユーザが作成したサウンド名またはユーザが読み込んだサウンド名を含むポップアップメニューが表示されます。チャンネルストリップごとに独自のポップアップメニューがあり、その内容は、バンクフィールドで選択したバンク番号によって異なります。

  • バンクフィールド:音源がバンク・セレクト・イベントを識別できる場合は、各 MIDI チャンネルストリップのバンク番号を選択できます。低い方の値はコントローラ値 32 を送信し、高い方の値はコントローラ値 0 を送信します。これは、127 x 127 バンクを持つ MDI 音源用です。お使いのデバイスが標準的なコントローラ 0/32 メッセージを使用していない場合は、複数の異なるバンクセレクト形式を使用することもできます(カスタムのバンクセレクトを参照してください)。すべてのシンセサイザーでバンク・セレクト・イベントがサポートされるわけではありません。

  • 割り当て 1 〜割り当て 5:最大 5 つのノブを表示でき、任意の MIDI コントローラ番号を割り当てることができます。

MIDI チャンネルストリップのコントロールを表示する(隠れている場合)

  • ミキサーのメニューバーで「表示」>「MIDI チャンネルストリップのコンポーネント」と選択してから、コンポーネントを選択します。

音量、パン、ミュートなどの基本的なチャンネル・ストリップ・コントロールは MIDI チャンネルストリップに常時表示されます。