オーディオインターフェイスを接続する

オーディオインターフェイスを使うと、コンピュータにマイクや楽器などの音楽機材を接続して、その出力をオーディオトラックに録音できます。また、ミキサー、スピーカー、モニタ、ヘッドフォンなどの機器を接続して、「Logic Pro」からのオーディオ出力を聞くこともできます。

「Logic Pro」はオーディオインターフェイスのプラグ&プレイをサポートしているため、「Logic Pro」を開いたまま新しいオーディオインターフェイスを接続して使うことができます。新しいデバイスを接続すると警告が表示され、使用するオーディオインターフェイスとドライバを選択して確認することを求められます。

どのようなデジタル・オーディオ・インターフェイスにも、必ずと言っていいほどレイテンシが生じます。これは、オーディオ信号が生成されてから実際にその信号が聞こえるまでの知覚できる時間のずれです。オーディオインターフェイスは、必ずコンピュータに直接接続してください。ハブを介した接続や別のデバイスとのデイジーチェーンは避けてください。直接接続しないと、特に USB 1.1 などの遅いデバイスでは、作業に支障をきたすほどレイテンシが長くなります。

コンピュータにオーディオインターフェイスを接続する

以下のいずれかの操作を行います:

  • コンピュータの Thunderbolt、USB または FireWire ポートにオーディオインターフェイスを接続します。

    図。 Thunderbolt コネクタの図。
    図。 USB および FireWire タイプのコネクタの図。
  • コンピュータに取り付けた PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)カードにオーディオインターフェイスを接続します。PCIe は非常に高い帯域幅と高速データ転送を提供するため、可能な限り高いサンプルレートとビット深度で大量のファイルの録音と再生が可能になります。

  • コンピュータに取り付けた ExpressCard/34 スロットにオーディオインターフェイスを接続します。ExpressCard/34 は、PCIe および USB 2.0 接続の両方に対応しています。利用できる ExpressCard には、オーディオインターフェイス、ハードディスクコントローラ(eSATA)カード、ネットワーキング、ワイヤレスアダプタなどがあります。

コンピュータにオーディオインターフェイスを接続した後は、必ずオーディオ入力にそのオーディオインターフェイスを指定してください。これで、録音先とするオーディオトラックの入力ソースにオーディオインターフェイスの個々の入力を指定できます。オーディオ入力の選択について詳しくは、「デバイス」環境設定を参照してください。