チャンネルストリップのパラメータ

オーディオ、ソフトウェア音源、Aux、出力、マスター、入力、バスチャンネルなど、各種のチャンネルストリップをクリックすると、以下の共通のパラメータを使用することができます:

  • 「アサイン可能」チェックボックス:トラック領域の「トラックを割り当て直す」ショートカットメニューからチャンネルストリップを割り当てることを許可します。Control キーを押しながらトラックヘッダをクリックしてください。

  • 「デバイス」ポップアップメニュー:表示されているデバイスの名前(Core Audio など)をクリックし、選択したチャンネルストリップを別のハードウェア機器に割り当て直します。

  • 「チャンネル」ポップアップメニュー:表示されたチャンネル名(Audio 1 など)をクリックして、サブメニューからチャンネルストリップのタイプを選択します。新しく作成したチャンネルストリップオブジェクトや(新規の場合のデフォルトはオーディオチャンネルストリップ)、既存のオブジェクトを別のタイプに割り当て直すことができます。以下から選択できます:

    • オーディオ:デフォルトのタイプです。オーディオトラック用チャンネルストリップとして使用されます。

    • Input:主に、以前のバージョンの「Logic Pro」で作成されたプロジェクトとの互換性を保つのに維持されます。

    • Aux:オグジュアリー・チャンネル・ストリップ。センドを経由したチャンネルストリップのセンドリターン機能として、またはサブグループチャンネルとして、あるいはマルチ・チャンネルソフトウェア音源(EXS24 mkII など)の出力先として使います。

    • Inst:(ソフトウェア)音源トラック用チャンネルストリップとして使用します。

    • Output:オーディオインターフェイスの物理的な出力を表します。モノラルまたはステレオ(ペア)出力のいずれかを選択できます。

    • Bus:主に、以前のバージョンの「Logic Pro」で作成されたプロジェクトとの互換性を保つのに維持されます。現在では、バスオブジェクトの機能は、「Logic Pro」の(さらに柔軟な機能を備えた)Aux チャンネルストリップを使用して実行できます。

    • マスター:プロジェクトで使用できるマスター・チャンネル・ストリップは 1 つだけです。これは、すべてのチャンネルストリップタイプ(外部 MIDI チャンネルストリップを除く)のマスター音量コントロールとして機能します。

  • 「MIDI チャンネル」ポップアップメニュー:チャンネルストリップの制御に使用できる MIDI チャンネルを選択します。

  • 「Q リファレンス」チェックボックス:編集グループに含まれるチャンネルストリップを参照するトラックについては、そのリージョンのトランジェントを使ってオーディオをクオンタイズできます。

  • 「Flex モード」ポップアップメニュー:選択したチャンネルストリップでオーディオ素材を処理するために使用できる、Flex アルゴリズムを選択します。

  • 各種の「表示」チェックボックス:選択したチャンネルストリップの EQ、インサート、センド、I/O を表示するには、対応するチェックボックスを選択します。