フェーダーオブジェクトの概要
複数の形式(ノブ、スライダ、数値、ボタン)のフェーダーが用意されています。フェーダーは MIDI イベントの送信に使用します。送信には、オブジェクトをクリックするか、クリックしてドラッグ操作を行います。フェーダーオブジェクトは、受信した MIDI イベントに応答します。
新しいフェーダーを作成する
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「新規」>「フェーダー」と選択します。
表示されたサブメニューから、フェーダーのスタイルを選択します。下部には「スペシャル」サブメニューもあり、特殊なフェーダー(ケーブルスイッチャー、メタフェーダーなど)を選択できます。
フェーダーのスタイルによって画面上の外観(フェーダー、ボタン、ノブなど)やマウスへの応答(ドラッグ、クリック、ダブルクリックして数値入力)が決まります。
キーコマンドでフェーダーを作成する場合のデフォルトである自動スタイルの場合、形状やサイズの変更に合わせてスタイルが変わります。
フェーダーのタイプによって、フェーダーが送受信するイベントが決まります。ただし、以下の 2 つのケースでは、フェーダーからのイベント送信は行われません:
ケーブルスイッチャー:イベントが異なる出力に送られます。ケーブルスイッチャーオブジェクトをクリックすると、出力が順次ステップスルーされます。
エイリアスアサイナー:フェーダーのエイリアスの参照が、オリジナル(親)オブジェクトに変わります。
一般的に、フェーダーのスタイルはそのタイプとは完全に無関係です。ケーブルスイッチャーはボタンの形をしており、ノブからは MIDI イベントやメタイベント、または SysEx イベントを送ることができます。例外は、ベクトルスタイルのフェーダーです。2D のベクトルウインドウ内のマウスの位置に応じて、メッセージを同時に 2 つ(または特別に 4 つ)送信するという特殊な動作を行います。