特殊な機能
フェーダーオブジェクトの機能を拡張できるいくつかの方法やコマンドがあります。
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フェーダーを一時的にグループ化する:ドラッグして選択するか、Shift キーを押しながらクリックしてフェーダーを複数選択した状態で、どれか 1 つを動かすと、選択したすべてのフェーダーが間隔を保ったまま移動します。
すべてのフェーダーを選択している限り、(いずれかのフェーダーが下限/上限の指定位置に達した場合でも)相対的な位置が維持されます。
Option キーを押しながらグループ内のフェーダーをドラッグすると、すべての値が(それぞれの差を維持しながら)増減します。
Option + Shift キーを押しながらグループ内のフェーダーをドラッグすると、すべてのフェーダーが同じ値に変わります。
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フェーダーの値を送る:「オプション」>「すべてのフェーダー値を送信」と選択すると(または、「現在のすべてのフェーダー値を送信」キーコマンドを使うと)、すべてのフェーダーオブジェクトから現在の値が送信されます。「オプション」>「選択したフェーダー値を送信」と選択すると、選択したフェーダーオブジェクトから現在の値が送信されます。
これらのコマンドを録音/一時停止モードと合わせて使用すると、現在のすべてのフェーダー位置のスナップショットを記録することができます。特にバーチャル・ミキシング・デスクやシンセサイザーパネルで使用すると便利な機能です。
「ファイル」>「プロジェクト設定」>「MIDI」>「一般」と選択し、「プロジェクトの読み込み後に送信」で「すべてのフェーダーバリュー」を選択すると、プロジェクトを読み込んだ後ですべてのフェーダー値が送信されます。
フェーダーの値をリセットする:「オプション」>「選択したフェーダーをリセット」と選択すると、選択したすべてのフェーダー値がゼロにリセットされ、そのデータが送信されます。