GM ミキサーのチャンネルストリップを操作する
MIDI チャンネルストリップは、制御対象となるサウンドモジュールとシンセサイザーのミキシングパラメータ(音量とパンなど)のリモートコントロールとして機能します。
使用するサウンドソースでバンク・セレクト・イベントを認識できる場合は、各チャンネルストリップの下部にあるバンク・パラメータ・フィールドでバンク番号を選択できます(このフィールドは、オブジェクトインスペクタで「バンク」パラメータを選択した場合にのみ表示されます)。すべてのシンセサイザーでバンク・セレクト・イベントがサポートされるわけではありません。いくつかの異なるバンク選択形式を使用できます(マップドインストゥルメントオブジェクトの概要を参照)。
「プログラム」ボタンでは、サウンドを名前で選択できます。クリックすると、すべての GM サウンド名が含まれるポップアップメニューが開きます。各チャンネルには、それぞれのポップアップメニューがあります。
音量フェーダーは、MIDI チャンネルの出力レベルを制御します。これを調整することで、MIDI インターフェイスからコントローラ 7 が送信されます。
「ミュート」ボタンにより、チャンネルの音量がゼロまたは現在の音量フェーダーの位置に切り替わります。ボタンをオンにすると、チャンネルがミュートします。ボタンをオフにすると、現在の音量フェーダーの位置(および値)が使用されます。
すべてのコントローラは、いずれかのノブに割り当てることができます。
GM 規格のほかに、Roland(GS)および YAMAHA(XG)提供の拡張規格が用意されています。GS および XG モードでは各種のエフェクトプログラムを選択でき、リバーブやコーラスエフェクトのレベルを制御できます。
「リセット」ボタンを押すと GS オン/XG オンコマンドが送信され、すべてのコントローラがニュートラルな位置にリセットされます。これにより、接続されているすべてのサウンドモジュールを標準設定にリセットでき、初期状態からミキシングを開始できます。
チャンネルストリップの出力レベルを調整する
音量フェーダーを上下にドラッグします。
チャンネルストリップをミュートまたはミュート解除する
「ミュート」ボタンをクリックします。
コントローラをノブに割り当てる
ノブの隣のラベルをクリックします。
表示されたポップアップメニューから、目的のコントローラを選択します。
GS/XG エフェクトを表示する
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「Logic Pro」のミキサーを開き、ミキサーのメニューバーで「GS/XG エフェクトコントロール」を選択します。
GS/XG 設定のコントロールがミキサーの右上隅に表示され、各種のエフェクトプログラムを選択することができます。
GS/XG エフェクトを設定する
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「Logic Pro」のミキサーの右上隅にある最初のポップアップメニューから規格を選択します。
選択内容に応じた拡張エフェクトのコントローラが表示されます。
2 番目のポップアップメニューからリバーブまたはコーラスエフェクトを選択します。
「タイム」パラメータをダブルクリックして入力フィールドに値を入力することで、リバーブまたはディレイ時間をプログラムします。