トラックヘッダの概要

各トラックに含まれるトラックヘッダには、トラック名とアイコンが表示され、いくつかのトラックコントロールがあります。デフォルトでは、「録音可能」ボタン、「ミュート」ボタン、「ソロ」ボタンがすべてのトラックについて表示され、オーディオトラックでは「入力モニタリング」ボタンも表示されます。

図。 コントロールが表示されているトラックヘッダ。

「詳細」環境設定パネルで「詳細ツールを表示」を選択すると、オン/オフスイッチ、「隠す」ボタン、「トラック番号」および「カラーバー」オプションなどのトラック・ヘッダ・コントロールも使えるようになります。

ワークフローが最適化されるよう各種のトラック・ヘッダ・コントロールの表示と非表示を切り替えて、トラックヘッダをカスタマイズすることができます。トラックヘッダのサイズを変更して、トラック領域での作業スペースを広げることもできます。

ショートカットメニューを使ってトラックヘッダを設定する

  1. Control キーを押したままトラックのヘッダをクリックします。

  2. ショートカットメニューから「トラック・ヘッダ・コンポーネント」を選択し、サブメニューから個々の項目を選択します。

「トラックヘッダ設定」ポップオーバーを使ってトラックヘッダを設定する

  1. 以下のいずれかの操作を行って、「トラックヘッダ設定」ポップオーバーを開きます:

    • 「トラック」>「トラックヘッダを設定」と選択します(または対応するキーコマンドを使います)。

    • Control キーを押しながらトラックヘッダをクリックして、ショートカットメニューから「トラックヘッダを設定」を選択します。

  2. 「トラックヘッダ設定」ポップオーバーでトラックヘッダの要素を変更します。

    • 「コントロール・サーフェス・バー」チェックボックス:選択するとコントロール・サーフェス・バーが表示され、システムに接続しているコントロールサーフェスからアクセスされるトラックがどれであるかを確認できます。デバイスインスペクタで、各コントロールサーフェスに異なるカラーを割り当てることができます。詳しくは、「Logic Pro コントロールサーフェスサポート」マニュアルを参照してください。

    • 「トラック番号」チェックボックス:選択すると、トラックヘッダの左側にトラック番号が表示されます。トラックには降順で自動的に番号が付けられます。

      再生中、各トラック番号は、出力レベル(オーディオトラックの場合)またはベロシティ値(ソフトウェア音源トラックの場合)を表示する小さいレベルメーターに代わります。

    • 「カラーバー」チェックボックス:選択すると、各トラックヘッダの左端にカラーバーが表示されます。

    • 「グルーブトラック」チェックボックス:選択すると、各トラックヘッダの左端にグルーブが表示されます。

    • 「トラックアイコン」チェックボックス:選択すると、トラックヘッダにトラックアイコンが表示されます。

    • 「名前」セクション:このセクションのポップアップメニューを使って、追加の名前列に表示される名前を指定します。

    • 「ボタン」セクション:トラックヘッダに表示したいボタンのチェックボックスを選択します。

    • 「ボリューム」ボタン:選択すると、トラックヘッダにボリュームスライダとレベルメーターが表示されます。

    • 「パン」/「センド」ポップアップメニュー:このポップアップメニューでは、パンノブでパンおよびバランス設定を操作するか、使用可能ないずれかのセンドのレベルを操作するかを選択します。

  3. 「終了」をクリックします。

すべてのトラックヘッダのサイズを横方向に変更する

  1. トラックヘッダのトラックの左端との境界線の上にポインタを置きます。

    ポインタがサイズ変更ポインタに変わります。

  2. 左右に線をドラッグすると、トラックヘッダのサイズが変わります。