パッチの概要
パッチには、トラックのサウンドを制御する、音源、エフェクト、およびルーティング設定が含まれています。パッチを選択すると、選択中のトラックにこれらの設定が適用されます。トラックに別のパッチを選択して、異なるサウンドを試すことができます。ただし、そのトラックのタイプと互換性のあるパッチを選択する必要があります。
トラックの作成時に「ライブラリ」でパッチを選択できます。また、作業中にいつでも別のパッチを選択できます。「ライブラリ」に表示されるパッチは、トラックのタイプによって異なります。たとえば、オーディオ、ソフトウェア音源、または Drummer トラックが選択されている場合は、これらのタイプのトラックで使うことのできるパッチが表示されます。
パッチには 1 つまたは複数のチャンネルストリップ設定を含めることができます。また、ルーティング情報(Aux)やメタデータ(Smart Control およびコントローラマッピングの場合)を含めることもできます。オーディオトラックのパッチにはデフォルトのエフェクト設定を含めることができます。ソフトウェア音源トラックのパッチにはエフェクト設定と音源プラグインが含まれています。
チャンネルストリップ設定を変更する、プラグインを追加する、プラグインのパラメータを編集するなどして編集したパッチを、独自のパッチとして保存することができます。また、パッチの名前で「ライブラリ」内のパッチを検索することもできます。
Track Stack の場合、Track Stack のタイプと、Track Stack で選択されているトラックによって、「ライブラリ」で使うことのできるパッチが変わります。詳しくは、Track Stack とライブラリを参照してください。
参考: 「ライブラリ」にはチャンネルストリップの設定も表示されます。以前のバージョンの「Logic Pro」でのチャンネルストリップ設定が保存されている場合、対応するトラックタイプを選択すると、パッチと一緒にこれらの設定が表示されます。