ピアノ・ロール・エディタでノートをコピーする
ピアノ・ロール・エディタでは、いくつかの方法でノートをコピーまたは移動できます。Option キーを押しながらドラッグする方法や「コピー」/「ペースト」メニューコマンドを使用する方法以外に、イベントを直接入れ替える、リージョンの一部に含まれるすべてのノートを同じリージョン内の別の部分または別のリージョンに結合するといった、高度なコピーおよび移動操作を使用できます。
ノートをコピーする
以下のいずれかの操作を行います:
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Option キーを押しながらノートを新しい位置にドラッグします。
ヒント: Option キーを押しながらノートをドラッグする方法は、異なるリージョンを表示している 2 つのピアノ・ロール・エディタ・ウインドウ間や、異なるプロジェクトのピアノ・ロール・エディタ・ウインドウ間でも使用できます。
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以下のいずれかのクリップボードコマンドを使います:
「編集」>「カット」(または Command + X キー)で、ノートをクリップボードに移動します。
「編集」>「コピー」(または Command + C キー)で、クリップボードにノートをコピーします。
「編集」>「ペースト」(または Command + V キー)で、元のピッチを保ちながら、現在の再生ヘッド位置にノートをペーストします。
ある範囲内の MIDI イベントをコピーまたは移動する
左右のロケータを使って、移動またはコピーしたい領域を指定します。
イベントをほかのトラックにコピーまたは移動するには、イベントのコピー先となるトラックを選択します。
挿入位置に再生ヘッドを合わせます。
「機能」>「MIDI イベントをコピー」と選択します。
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「MIDI イベントをコピー」ダイアログで、設定を選択してから「OK」をクリックします。
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「モード」ポップアップメニュー:以下のいずれかのオプションを選択します:
コピーして結合:コピーしたデータが、目的の位置にあるデータと結合します。
コピーして置換:目的の位置にあるデータが削除され、コピーしたデータに置き換わります。
コピーして挿入:目的の位置にある全データが、ソース領域の長さ分だけ右に移動します。
移動して結合、移動して置換、移動して挿入:この 3 つのモードはコピーの場合とほぼ同じですが、選択したイベントが移動し、元の位置からは削除されます。
回転:ソースイベントは目的の位置に動きます。以前、目的の位置にあったデータと、元の位置と目的の位置の間にあるデータは、すべて元の位置の方向に動きます。これは、中央の回転ポイント(元の位置と目的の位置の中間)を中心にしてデータが回転するということです。
ダイレクトスワップ:ソースのデータを、目的の位置から始まる同じ長さのデータと交換します。これにより、たとえば全 4 小節の MIDI リージョンで小節 1 にあるノートを、同じリージョンにある小節 3 のノートと交換できます。
削除:ソースのリージョンから MIDI データを削除しますが、リージョンは元の位置に残します。
「左ロケータ」および「右ロケータ」:左右のロケータで指定したソース領域を編集できます。
指定先:再生ヘッド位置に関係なく目的の位置を指定します。
コピーの数:コピーの数を指定します。
新規リージョンを作成:選択すると、目的の位置に新しい MIDI リージョンが作成されます。コピーした(または移動した)イベントも含まれます。
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