オーディオをインサートエフェクト経由でルーティングする

プラグインをチャンネルストリップに直接挿入した場合、これをインサートエフェクトと呼びます。チャンネルストリップの信号全体がエフェクトプラグインによって処理されます。この処理方法は、コンプレッサなどダイナミック系エフェクトやイコライザに最適です。十分な処理能力があれば、チャンネルストリップごとに最大 15 のインサートエフェクトを使用することができます。

チャンネルストリップで複数のエフェクトプラグインがインサートとしてルーティングされている状態を、直列にルーティングされていると言います。このタイプの構成では、入力信号に 1 つのエフェクトの出力が追加され、その結果がチェーン内の次のエフェクトの入力になります。このプロセスを下の図に示します。

図。 3 つのエフェクトプラグインが直列にルーティングされているチャンネルストリップ。