M4A:AAC バウンスオプション

「バウンス」ダイアログの「用途」領域で「M4A:AAC」を選択した場合は、以下のオプションを利用できます:

図。 「バウンス」ウインドウの「M4A: AAC」フォーマットオプション。
  • 「エンコーディング」ポップアップメニュー:.m4a(一般には MP4)ファイルのエンコーディング方式を「Advanced Audio Codec(AAC)」または「Apple ロスレス」のいずれかから選択します。どちらも高音質のエンコーディングアルゴリズムですが、AAC フォーマットの方が圧縮率が高く、ファイルサイズが小さくなります。

    「用途」領域で「M4A:AAC」オプションを選択すると、PCM のサラウンドオプションが無効になります。その場合でも、「スプリットステレオ」は利用できます。

    選択したサンプルレートが 48 kHz より高い場合は、バウンスした PCM ファイルのコピーを作成してから(サンプルレートは自動的に 48 kHz に変換されます)、エンコードが行われます。このような変換が行われるのは、M4A フォーマットでは 48 kHz までのサンプルレートしかサポートされないためです。

  • 「ビットレート」ポップアップメニュー:ビットレートを 16 kbps 〜 320 kbps の範囲で選択します。

    参考: このパラメータは「Advanced Audio Codec(AAC)」を選択した場合にのみ使用できます。

  • 「可変ビットレート(VBR)でエンコード」チェックボックス:可変ビットレートのエンコーディングでは、単純なパッセージほど圧縮率が高くなり、音楽の情報量の多いパッセージほど圧縮率が抑えられるため、通常は比較的高品質なファイルが得られます。

    VBR でエンコーディングされたファイルを正確にデコードできないメディアプレーヤーもあるため、このオプションはデフォルトではオフになっています。想定しているリスナーが VBR でエンコーディングされたファイルを正しくデコードできると分かっている場合は、このチェックボックスを選択してください。