オーディオを録音する前に

ボイス、アコースティック楽器、その他のサウンドを、コンピュータの内蔵マイクまたはコンピュータに接続したマイクを使用して録音できます。サウンドはマイクからオーディオトラックに録音されます。

オーディオの録音を始める前に、以下の作業を行ってください:

  • ハードウェアの接続と設定を確認し、セッションで使用する予定のサウンドソース(マイク、ミキサーなど)がシステムのオーディオ入力に接続されて動作していることを確かめます。システムのメモリ要件やディスク容量などのハードウェア設定も確認してください。

  • オーディオトラックを追加します。ボイス、アコースティック楽器、その他のサウンドをマイクから録音するために使用します。

  • 録音の前に、オーディオデータの録音ファイルのタイプを選択(AIFF、WAV、CAF)します。

  • オーディオ・レコーディング・パスを設定します。録音したオーディオをプロジェクトの外部に保存したい場合にのみ必要です。

  • プロジェクトのサンプルレートを設定します。これは、1 秒間にオーディオ信号がサンプリングされる回数のことです。通常は、44.1 kHz のサンプルレートで録音することをお勧めします。

  • プロジェクトのビット数を設定します。これは、各サンプルに含まれるデジタルビットの数です。通常は、24 ビットで録音することをお勧めします。これがデフォルトの設定です。

  • メトロノームを設定します。メトロノームは、演奏と録音を正しいテンポで行えるように、または録音開始前のカウントインとして、安定したビートを刻みます。

  • ソフトウェアモニタリングを有効にします。これで、録音可能状態にしたオーディオトラックに挿入されているエフェクトから入力されるオーディオをモニタできます。

  • モニタリングレベルを確認します。これは、録音レベルではなく再生(モニタリング)レベルを制御します。

  • システムに接続されている音源をチューニングします。外部音源の録音を、ソフトウェア音源、サンプル、またはプロジェクト内の既存の録音に合わせてチューニングします。「Tuner」にはコントロールバーの「チューナー」ボタンでアクセスできます。「Tuner」プラグインについて詳しくは、「Logic Pro エフェクト」マニュアルを参照してください。