トラック領域でリージョンを分割する
トラック領域でリージョンを分割し、分割したリージョンの各セグメントをトラック領域内の異なる場所で使うことができます。
MIDI リージョンを分割すると、分割ポイントに位置するノートはポイント以降の部分が切り捨てられます。分割した MIDI リージョンで、あるノートが別のノートに 16 分音符分を超えて重なっている場合、ノートを保持したいか、短くしたいか、または分割したいかを確認するダイアログが表示されます。
再生ヘッド位置でリージョンを分割する
トラック領域で、分割する 1 つまたは複数のリージョンを選択します。
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リージョンを分割する位置に再生ヘッドを移動し、「編集」>「分割」>「リージョンを再生ヘッド位置で」と選択します。
選択したリージョンが再生ヘッドの位置で 2 つのリージョンに分割されます。ほかのトラックのリージョンが再生ヘッドの下にあったとしても、分割されるのは選択したリージョンのみです。複数のリージョンが選択されて再生ヘッドの下にある場合は、これらのリージョンがすべて分割されます。
ヒント: 一番近い小節でカットするには、「リージョン/イベントをおおよその再生ヘッド位置で分割」キーコマンドを使います。
ハサミツールでリージョンを分割する
分割するリージョンを選択します。
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ハサミツールを選択して、分割するリージョンをクリックし、ボタンを放さずにそのまま待ちます。
ヘルプタグに現在の分割位置が表示されます。
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マウスボタンを放します。
選択したリージョンすべてがヘルプタグに表示された位置でカットされます。
ハサミツールでカット位置を指定する場合、前後に動かす手順によって 1 分割できます。グリッドは「スナップ」ポップアップメニューでの設定に基づいています。
ロケータ位置でリージョンを分割する
左右のロケータをセットします。
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分割したいリージョンをロケータの範囲内で選択します。
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「編集」>「分割」>「リージョンをロケータ位置で」と選択します(または「リージョン/イベントをロケータまたはマーキーの選択範囲で分割」キーコマンドを使います)。
ロケータ間で選択したリージョンはすべて、全体であっても一部であっても、左右のロケータ位置でカットされます。分割操作の結果として、ロケータ間に作成されたリージョンが自動的に選択されます。
ヒント: Command キーを押しながらポインタでルーラ上にサイクルを指定しても同じ結果になります。
リージョンを同じ長さに分割する
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Option キーを押しながらハサミツールでリージョンをカットします。
プラスの記号がハサミツールの隣に現れます。
選択したリージョンが複数に分割され、それぞれの長さは最初のセグメントと同じになります。
たとえば、16 小節のリージョンを 2 小節のリージョン 8 つに分割するには、小節 3 の開始地点で Option キーを押しながらリージョンをカットします。
分割した MIDI リージョンで重なったノートを処理する
分割した MIDI リージョンで、あるノートが別のノートに 16 分音符分を超えて重なっている場合、ノートを保持したいか、短くしたいか、または分割したいかを確認するダイアログが表示されます。
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ダイアログで、以下のいずれかの操作を行います:
「保持」をクリックすると、すべてのノートが元のままになります。MIDI リージョンは指定通りにカットされますが、左半分(先行のリージョン)のノートがそれらを含む MIDI リージョンより長くなってしまう可能性もあります。そのようなノートは、「クリップの長さ」が有効になっている場合を除いて、通常通り再生されます。(トラック領域でリージョン再生位置をシフトするを参照してください。)
「短くする」をクリックすると、重なったノートがすべて切り捨てられ(短くなり)、オリジナルの MIDI リージョンが分割されたポイントで終わります。
「分割」をクリックすると、2 つの MIDI リージョンにまたがって重なっているノートを分割します。オリジナルと同じピッチとベロシティのノートが 2 つでき、合計の長さはオリジナルのノートの長さと同じです。
ツールバーにある「オーディオ」>「ストリップサイレンス」機能を使うと、振幅レベルに基づいてオーディオ録音をセグメントに分割できます。詳しくは、「ストリップサイレンス」ウインドウで無音部分を削除するを参照してください。