ルーラを使って項目を配置する

ルーラはトラック領域の上部に横方向に表示されます。ミュージックグリッドを使用するように設定されているプロジェクトでは、ルーラに小節と拍で時間形式が表示され、ミュージックグリッドを使用しないプロジェクトでは、ルーラに分と秒の標準の時間形式が表示されます。

図。 ルーラと再生ヘッドが表示されたトラック領域。

プロジェクトの再生中に、トラック領域を動いていく再生ヘッドを見ると、現在再生されている部分を確認できます。トラック領域で再生ヘッドを移動したり、リージョンなどの項目を移動したりするときに、ルーラを使うとこれらを正確な時間位置に配置することができます。リージョンなどの項目を移動するときにリージョン配置ガイドが表示されるため、トラック領域のほかの項目とそろえやすくなります。

「スナップ」ポップアップメニューで「スマート」が選択されていると、トラック領域のグリッドに指定されている値がルーラの単位として表示されます。項目をグリッドにスナップする方法について詳しくは、項目をグリッドにスナップするを参照してください。

ミュージックグリッドを使用するようにプロジェクトを設定するには、「Logic Pro」>「プロジェクト設定」>「一般」にアクセスしてください。別の時間形式が表示されるセカンダリルーラを表示することもできます。これには、トラック領域の「表示」メニューで「セカンダリルーラ」を選択します。ミュージックグリッドを使用するようにプロジェクトを設定する方法について詳しくは、「一般」設定を参照してください。