「MIDI」の「一般」設定

「MIDI」プロジェクト設定の「一般」パネルには、次の設定があります:

図。 「MIDI」の「一般」設定。

「詳細」環境設定で「詳細ツールを表示」が選択されている場合は、以下のものが表示されます:

  • 「コントロールチェンジ 7/10 で、チャンネル・ストリップ・オブジェクトの音量/パンを制御」チェックボックス:すべての MIDI プラグインおよび Smart Control マッピングを意図した通りに機能させるには、選択しないでおいてください。

  • 「MIDI スルーしない音源」ポップアップメニュー:ここで選択した音源が、選択しているトラックに割り当てられている場合、その音源がコンピュータをスルーしてイベントを渡すことはありません。 通常、ここでは「出力なし」(デフォルト設定)を選択します。

    マスターキーボードに「ローカルオフ」設定がない場合、この機能を使って録音時の余計なノートの重複を避けることができます:

    • マルチティンバー音源の場合、コンピュータの電源を切った状態で再生したときに聞こえるパートを演奏する音源(通常はチャンネル 1)を割り当てます。

    • モノティンバー音源の場合、マスターキーボードのサウンド生成パートを表す音源を割り当てます。

    いずれの場合も、その他の音源用のトラックを録音する際は、マスターキーボードの音量はオフにしておきます。

    メインウインドウでトラック名の横の録音可能ボタンをオフにすることによって、特定の MIDI トラックの MIDI スルーをオフにすることができます。

「詳細」環境設定で「追加オプション」の「MIDI」が選択されている場合は、以下が表示されます:

  • 「プロジェクトの読み込み後に送信」の「使用されている音源の MIDI 設定」チェックボックス:プロジェクトを読み込んだ後に、使用されている音源の MIDI 設定を自動的に送信します。

  • 「プロジェクトの読み込み後に送信」の「すべてのフェーダーバリュー」チェックボックス:プロジェクト読み込み後に、エンバイロメントのすべてのフェーダー値を送信します。

  • 「SysEx に MIDI スルーを適用」チェックボックス:受信した SysEx メッセージが、その他の MIDI データと一緒にそのままコンピュータの MIDI 出力に渡されます。 この機能は、ハードウェアプログラマを使っている場合に特に重要です。このオプションを選択しておけば、編集中のシンセサイザーでのパラメータ変更を即座にモニタできるためです。

    SysEx ダンプを記録したい場合は、このチェックボックスを選択しないでください。記録したダンプを同じタイプの 2 台目の機器に同時に転送する必要がある場合は別ですが、通常はダンプをスルーさせる必要はありません。