イベントの位置と長さを変更する
イベントリストの「位置」カラムと「長さ/情報」カラムの単位は、小節、拍、ディビジョン、およびティックです(「表示」>「イベントの位置と長さを時間で表示」が有効な場合は SMPTE 時間も)。カウントはどの単位でも 1 から始まり(第 1 小節、第 1 拍、第 1 ディビジョン、第 1 ティックは「1 1 1 1」となります)、次に大きい単位に上がるまでカウントは続きます。
数値の入力は左から始まります(つまり、イベントを特定の小節の頭に移動する場合は、小節の番号を入力して、Return キーを押すだけです)。各単位は、スペース、ピリオド、またはカンマで区切ることができます。つまり、「3.2.2.2」、「3, 2, 2, 2」、または「3 2 2 2」のいずれの形式でも入力できます。
イベントの時間位置を変更する
以下のいずれかの操作を行います:
位置インジケータ(「位置」カラム)をダブルクリックし、新しい値を入力します。Return キーを押してフィールドの入力を確定します。
特定の位置の数値を縦方向にドラッグします。目的の位置でマウスボタンを放します。
ピアノ・ロール・エディタなどのエディタが開いている場合、値の変更に合わせてノートイベントも動くのが見えます。イベントの位置を変更すると、リストも自動的に並べ替えられます。現在選択中のイベントは強調表示されたままです。
イベントの長さを変更する
以下のいずれかの操作を行います:
長さ/情報インジケータ(「長さ/情報」カラム)をダブルクリックし、新しい値を入力します。Return キーを押してフィールドの入力を確定します。
特定の長さ/情報の数値を縦方向にドラッグします。目的の位置でマウスボタンを放します。
イベントリストの値を変更すると、開いているその他のエディタ(ピアノ・ロール・エディタなど)に変更後の値がすぐに表示されます。
参考: 入力できる長さの最小値は 1 ティックです。このカラムで 0 を入力してノート(またはその他のイベント)のオン/オフを切り替えることはできません。
「位置」カラムおよび「長さ」カラムの外観を変更する
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すべてのプロジェクトが小節や拍を利用するわけではありません。たとえば、フィルムやビデオで作業をしている場合、以下のいずれかの「表示」メニューコマンドを使うと、イベントの位置と長さをより簡単に変更できるようになります。
「表示」>「イベントの位置と長さを時間で表示」:SMPTE 単位で位置および長さのカラムを表示します。
「表示」>「長さを絶対位置で表示」:ノートオンからの長さではなく、ノートオフの絶対位置が表示されます。
「表示」>「相対位置」:このオプションを選択すると、イベントの位置が、プロジェクト内の絶対位置ではなく、MIDI リージョン内の相対位置(MIDI リージョンの先頭からの位置)で表示されます。