オーディオ・ファイル・エディタの鉛筆ツールを使用する

波形ディスプレイで鉛筆ツールを使って、オーディオに含まれるクリック音やポップ音を修正できます。

この操作を行うときは、波形の表示を変更してデータ構造を表示すると作業しやすくなります。詳しくは、波形表示を変更するを参照してください。

鉛筆ツールを使ってポップ音とクリック音を修正する

  1. 修正する波形部分に移動します。

    ヒント: ポップ音やクリック音の発生個所はオーディオファイル内で大きな音量レベルになっているため、「機能」メニューの「ピークを検出」コマンドを使って簡単に見つけることができます。

  2. 拡大/縮小スライダを使って、波形部分を拡大します。次に、ポインタツールを使って、ポップ音またはクリック音の前後のオーディオをスクラブします。

    これにより、処理が必要な個所を正確に特定することができます。

  3. 鉛筆ツールで左から右へドラッグし(上下の動きも含む)、新しい波形スパイクの形状を描きます。

    処理したセクションのエッジは自動的にスムーシング処理されます。

    ステレオ波形の両側を処理する場合は、Option キーを押します。

    図。 鉛筆ツールで修正されている波形ディスプレイ。

    マウスボタンを放す前であれば、ポインタを左へ動かすことで、描いた波形を元の波形に戻すことができます。