オーディオ・ファイル・エディタでオーディオファイル内を移動する

オーディオ・ファイル・エディタの移動機能を使うと、オーディオファイル内の特定の個所へ移動でき、選択や編集を効率的かつ正確に行うことができます。

波形オーバービューをクリックすると、選択範囲(再生ヘッド位置の周辺)が波形ディスプレイに表示されます。ほかのウインドウと同じように、スクロールバーや拡大/縮小コントロールを使用できます。

図。 波形オーバービューに試聴アイコンが表示されたサンプルエディタ。

編集メニューの移動コマンドを使う

次の「編集」>「移動」メニューコマンドを使って、オーディオファイル内の特定の個所にすばやく移動できます。

  • 選択範囲の始まり(デフォルトのキーコマンド:Control + Shift + ←キー)

  • 選択範囲の終わり(デフォルトのキーコマンド:Control + Shift + →キー)

  • リージョン開始(デフォルトのキーコマンド:Control + ←キー)

  • リージョン終了(デフォルトのキーコマンド:Control + →キー)

  • リージョンアンカー(デフォルトのキーコマンド:Control + ↓キー)

  • 前のトランジェント(デフォルトのキーコマンド:Command + ←キー)

  • 次のトランジェント(デフォルトのキーコマンド:Command + →キー)

オーディオファイル内で音の一番大きい個所に移動する

オーディオ・ファイル・エディタには、選択したオーディオファイルをスキャンして、音の一番大きい個所を調べる機能があります。音の一番大きい個所が見つかると、波形ディスプレイでその個所に再生ヘッドが移動します。

  • 「機能」>「ピークを検出」と選択します(デフォルトのキーコマンドは Shift + P キーです)。

オーディオファイル内の無音パッセージに移動する

選択したオーディオファイルまたは選択範囲をスキャンして、すべての無音個所を調べることができます。オーディオ・ファイル・エディタによって無音個所が見つかると、最初の無音個所の開始位置に再生ヘッドが移動します。

  • 「機能」>「無音部分を検出」と選択します(デフォルトのキーコマンドは Shift + S キーです)。

    このコマンドを繰り返し実行すると、オーディオファイル内の無音部分を順次選択して、削除または修正することができます。