Drummer を使ってみる
Drummer を使って、プロジェクトに仮想ドラマーを追加できます。さまざまなジャンルを選択できるほか、ジャンルごとに別のドラマーを選択できます。ドラマーごとに固有のドラムキットと演奏スタイルがあります。ドラマープリセットを選択したり、ドラム設定を編集して演奏スタイルを調整したり、ドラムキットを交換したり、個々のドラムのサウンドを選択したりすることができます。
Drummer を操作するには、Drummer トラックをプロジェクトに追加します。Drummer トラックはソフトウェア音源トラックと似ていますが、Drummer トラックには MIDI リージョンはなく、Drummer リージョンのみが含まれています。専用の Drummer エディタを使って、トラックとリージョンの両方のパラメータを編集できます。
Drummer トラックを追加する
ツールバーの「トラックを追加」ボタン をクリックします。
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「新規トラック」ダイアログ上部にある「Drummer」アイコン(ドラムキットのアイコン)をクリックします。
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「作成」をクリックします。
Drummer の Track Stack が追加され、メイントラックに 8 小節のリージョンが 2 つ表示されます。「ライブラリ」が開き、デフォルトのパッチがトラックに読み込まれます。
ジャンルとドラマーを選択する
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Drummer エディタの左側にあるジャンル名をクリックすると、すべてのジャンルが表示されます。
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ジャンルをクリックします。
ジャンル名の下に、選択したジャンルで使用できるドラマーが表示されます。
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ドラマーを選択します。
ドラマーカードにドラマーの名前、ドラマーのスタイルの説明、そのドラマーのドラムキットが表示されます。
別のドラマープリセットを選択する
ドラマーごとにさまざまなプリセットが用意されています。これらのプリセットはドラマーカードの右に表示されます。
プリセットをクリックします。
プリセットは多数のリージョン設定から成っており、設定はプリセット領域の右に表示されます。
選択した Drummer リージョンを現在のプリセットを使って再生する
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Drummer エディタ上部のルーラにある「再生」ボタンをクリックします。
プリセットの複雑さや音量を調整する
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XY パッドでパックの位置を変更します。
パックを右端に近付けるとサウンドの複雑さが増し、高く配置するとサウンドの再生音量が大きくなります。
ドラムまたはパーカッション楽器のパターンのバリエーションを選択する
以下のいずれかの操作を行います:
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タンバリン、シェーカー、ハンドクラップの場合:楽器をクリックし、「パーカッション」スライダをドラッグするか数値を選択します。
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シンバル、タム、ハイハットの場合:キットピースをクリックし、キット・ピース・スライダをドラッグするか数値を選択します。
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キック、スネアの場合:「キックとスネア」スライダをドラッグするか数値を選択します。
ドラムを交換する
ドラマーのカードの下部にある「プラグイン」ボタンをクリックして Drum Kit Designer を開きます。
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ドラムをクリックします。
キットピースと交換できるピースがある場合は、左側の交換パネルが開きます。
選択したキットピースの「情報」ボタンをクリックして、そのピースの説明を表示します。
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交換パネルで、交換したいキットピースをクリックします。使いたいピースが見つからない場合は、スクロールしてみてください。
ピースが交換され、対応するドラムサウンドが読み込まれます。
参考: タムとクラッシュシンバルは、グループとしてのみ交換可能です。
プラグインウインドウの背景をクリックして、パネルを閉じます。
その他の演奏パラメータを編集する
以下のいずれかの操作を行います:
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「フィル」ノブを下にドラッグするとフィルの数と長さが減少し、上にドラッグすると増加します。
鍵をクリックすると、プリセットやドラマーを切り替えてもフィル設定が変更されません。
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「スウィング」ノブを上下にドラッグすると、現在の演奏パターンのシャッフル感を調整できます。
鍵をクリックすると、プリセットやドラマーを切り替えてもスウィング設定が変更されません。
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「詳細」ボタンをクリックすると以下のノブが表示されます:
「フィーリング」ノブを右にドラッグするとドラマーの演奏が拍に対して早まり(前ノリ)、左にドラッグすると遅れます(後ノリ)。
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「ゴーストノート」ノブをドラッグすると、ビートの中のゴーストノート(スネアやキックのヒットのシンコペーション)のレベルを調整できます。
参考: ゴーストノートを挿入できるかどうかは、選択したドラマーと複雑さの設定によって異なります。
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「ハイハット」ノブをドラッグすると、ドラムを演奏するときのハイハットのオープンとクローズの度合いを調整できます。
参考: これは、ドラムキット表示でハイハットが選択されているときにのみ使用できます。
Drummer エディタでの変更または選択内容は選択したリージョンにのみ影響し、トラック全体には影響しません。プロジェクトでの Drummer の使いかたについて詳しくは、Drummer の概要 を参照してください。