Logic Pro X Track Stack を使ってみる
Track Stack は、複数のトラックの整理や操作、トラック数の多いプロジェクトの管理、オーディオサブグループの作成に役立ちます。Track Stack は 2 種類あります。
フォルダスタックを使うと、複数のトラックを組み合わせて 1 単位として操作できます。個々のルーティングは変更されません。
集約スタックを使うと、複数のトラックを組み合わせてオーディオサブグループに出力をルーティングできます。
どちらのタイプにも、メイントラックと 1 つまたは複数のサブトラックがあります。メイントラックのトラックヘッダには開閉用三角ボタンがあり、これを使ってサブトラックの表示と非表示を切り替えます。スタックを閉じると、トラック領域にはメイントラックのみが表示されます。
デモプロジェクトでは、「Backing Vocals」、「Synthesizers」、および「Song FX」トラックはフォルダスタック、「Outro Vocal Stack」は集約スタックです。
Track Stack を作成する
Track Stack に含めるトラックを選択します。選択するトラックは、隣接していても隣接していなくてもかまいません。
「トラック」＞「Track Stack を作成」と選択します。
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「Track Stack」ダイアログで、次のいずれかの操作を行います：
フォルダスタックを作成するには：「フォルダスタック」を選択してから、「OK」をクリックします。
集約スタックを作成するには：「集約スタック」を選択してから、「OK」をクリックします。
Track Stack のサブトラックを表示する
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メイントラックのトラックアイコンの左側にある開閉用三角ボタンをクリックします。
サブトラックを隠すには、もう一度開閉用三角ボタンをクリックします。
Track Stack にトラックを追加する
追加するトラックのヘッダを、Track Stack 内の 2 つのサブトラックの間にドラッグします。
参考： 集約スタックにトラックを追加すると、メイントラックに割り当てられている Aux にルーティング先が変更されます。
サブトラックを並べ替える
Track Stack 内でサブトラックのヘッダを上下にドラッグします。
Track Stack からサブトラックを削除する
サブトラックを Track Stack の外（最後のサブトラックの下、またはメイントラックの上）にドラッグします。
集約スタックからサブトラックを削除すると、トラックの出力先がメイントラックが使っている Aux からメインの出力に変わります。
プロジェクトでの Track Stack の使いかたについて詳しくは、Track Stack の概要を参照してください。