パラメータ・マッピング・グラフを使って値のスケールを変更する
「詳細」環境設定パネルで「詳細ツールを表示」が選択されているときは、パラメータマッピングごとにパラメータのグラフを編集して、スクリーンコントロールからの入力値を別の出力値にリマップ(スケール変更)できます。グラフには、編集に使用できるプリセットのカーブがいくつか用意されています。現在のマッピングパラメータのグラフをコピーしてほかのマッピングパラメータにペーストすることもできます。さらに、値の範囲を反転したり、グラフをリセットしたりすることもできます。
パラメータグラフを開く
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Smart Control インスペクタの「パラメータマッピング」領域で、「スケール」の「開く」ボタンをクリックします。
パラメータ・グラフ・ウインドウが開きます。グラフウインドウのタイトルはパラメータ名になります。
グラフには、横(x)軸の左から右に入力値の範囲、縦(y)軸の下から上に出力値の範囲が示されます。
グラフのカーブを直接変更したり、グラフにプリセットのカーブを適用したり、グラフの範囲の最小値と最大値を変更したりするなど、グラフの編集方法はいくつかあります。
グラフを編集する
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以下のいずれかの操作を行います:
カーブボタン(ウインドウの左上にあります)のいずれかをクリックして、プリセットのカーブを適用します。
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カーブ上で値を変更したい位置をクリックしてカーブポイントを追加し、目的の値までドラッグします。入力値を変更する場合は横に、出力値を変更する場合は縦にドラッグします。
ドラッグ中、ポインタの横にカーブポイントの現在の値が表示されます。
カーブ上で値を変更したい位置をダブルクリックしてカーブポイントを追加し、カーブポイントの値を編集します。
カーブ上でカーブポイントのない場所を Option キーを押したままクリックし、点線部分をドラッグして、カーブを曲線にします。
「反転」をクリックするとカーブの値が反転します。
「リセット」をクリックすると、グラフが元(デフォルト)の値に戻ります。
必要なだけポイントを追加して値を調整します。
作業が完了したら、グラフウインドウの左上隅の閉じるボタンをクリックします。
グラフをコピーする
グラフウインドウの右側にある「コピー」ボタンをクリックします。
コピーしたグラフをペーストする
グラフウインドウの右側にある「ペースト」ボタンをクリックします。